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スーパーレジェンドの話

都築産業には、業界屈指の技術力を持つベテラン社員「スーパーレジェンド」が在籍しています。
社員誰もが頼りにする存在から、ディープな内容を聞きました。やっぱり大先輩の話は、おもしろい!

都築産業には、業界屈指の技術力を持つベテラン社員「スーパーレジェンド」が在籍しています。<br />
社員誰もが頼りにする存在から、ディープな内容を聞きました。やっぱり大先輩の話は、おもしろい!

「パートナーを思いやることは、仕事が上手くいく秘訣だと思うよ」

K.S. / FA部 / 創業初期~(創業者の1番弟子)

入社のきっかけ

17歳の頃、某(株)S社にて働いていたとき、S社社長の甥っ子さんに「こういうところがあるんだけど…」と都築産業の創業者(現:会長)を紹介してもらったことがきっかけで入社。独立時代も含め都築産業には5回も入退社をしました。決して仲たがいした訳でなく、人に頼まれると断れない性格で。応援というかたちで各知り合いの会社に行かせてもらっていました。息子さん(現:社長)に「新工場を立ち上げるから戻って来てほしい」と声をかけられ、現在に至ります。

入社のきっかけ

当時の都築産業

当時から、とにかく「組立の精度」にこだわりがありました。僕自身も、携わる仕事は他人には絶対負けたくないと追究していました。当社の社員間もそうだし、他社の技術者とも。その姿勢がたまたま現ユーザーの目に留まり、取引が始まったケースもあるんですよ。技術やスキルは自己満足じゃなく、競い合ってナンボ。今だって70歳を過ぎていますが、若い子たちに手速さや考えも負ける気しないよ!だって僕が今の都築産業の製造技術を切り開いたと言っても過言ではないと思ってるし(笑)!

かつての苦労話

今は工作機械分野を離れ、ほとんどが産業機械事業になったけど、考え方は同じ。悩みは尽きないし、難しい作業が上手く進まないことなんか日常茶飯事。でも、なぜか答えが舞い降りてくるんだよね。ピンッと、ひらめく瞬間がくるんです。その感覚を習得するまでは、深夜まで働いたり、休みは月に1回だったりと足掻いた時期もあったなぁ…30年以上も前だけど。苦労は絶対自分の肥しになる。若かったからできたことだけどね。今の時代では考えられないよなあ(笑)。

仕事へのこだわり

「組立図面なんか参考書」だと考える。図面通りに組立しても、不具合が出たら組立てた自分の責任。だったら図面通りでなく自分が正しいと思う組立を行う。長年培った知識をもとに、図面に+αの自分なりの工夫を加えて仕事をすることを常に意識していますね。だから設計者にはいつでも意見を言うよ。これは後輩や新入社員の皆さんにも伝えたいことですね。

仕事へのこだわり

新しい仕事に取り組むときの心持ち 

新しい仕事?やりたいなあ。だって新しいこと、知りたいじゃないですか!今のままで止まったら進歩がないし、周囲が成長したら現状維持でなくて退化だから。

仕事と家庭の両立

僕はね、「奥さんの理解をいかに得るか」を大切にしています。休みの日には 奥さんの行きたいところに一緒に行ったり、奥さんにも一人の時間をつくってあげたり。自分の趣味:家庭は、3:7かな。趣味や仕事も大切だけど、家庭もそれ以上に大切にする意識をもっていましたね。すると忙しいときは理解してくれるし労わってくれる。それだけで頑張れるね。今は女性も働く時代だから持ちつ持たれつだけど、パートナーを思いやることは、仕事が上手くいく秘訣だと思うよ。

仕事と遊び

昔は、競馬、麻雀、野球が趣味でよく遊んでいました。子どもが小さい頃は、友達家族と一緒にキャンプをしたり、家族サービスも欠かさなかったよ。

仕事と遊び

次世代へのエール

学校と違って勉強するだけでなく、覚えたことを発揮するところが会社や社会。それに自分の価値観と他人の価値観が掛け合わさることで、自分の成長として扱われる。僕は教える事が大好き。だからぜひ遠慮なく話してほしい。いくらでも教えますよ。黙っていると、何を考えているかわからないし、フォローしたくてもできないですから。会話を大切にして、なんでも話せる関係性になれたら嬉しいと思っています。

アドバイスとしては、「効率」が第一。「こうすると目的も達成できて時間も早いし楽だな」とか「これ使うと誰がやってもいい結果になる」とか、仕事っていい意味で楽することがスキルになるしノウハウになる。それが新たな仕事や会社を産むことになるんです。発端はやっぱり「見て、聞いて、触って、感じる」+「考えて、言葉にする」。最初は、人の仕事を見ることが大事かな。

「やったことのない仕事?真っ先に手を付けるね。だって成長そのものでしょ」

T.S. / FA部 / 2006年入社(中途)

入社のきっかけ

前職では発電所(火力・原発)の機械関係の仕事をしていました。その後、大理石のカット機や研磨機などの石材職を経て、前職で培った機械関係のスキルを活かしたいと思うように。土台から精度を出し順に組付けていく工作機械組立ての世界に惹かれ、都築産業への入社を決意しました。

入社のきっかけ

当時の都築産業

今でも雰囲気は残っていますが、当時は特に和気あいあいとしていて楽しい時代でしたね。家族ぐるみの付き合いもあり、年に2回ほど、社員それぞれが家族や恋人を連れ、工場の前でBBQをしたりもしていた。ちなみにBBQの食材は、仕事をしていく中で廃材になった鉄くずを集めて売ったお金(リサイクルマネー)で買ったものでした。

かつての苦労話

入社したばかりの頃は大忙し。与えられていた自分の仕事を定時で切上げ、そのまま別の工場へ応援に行き、深夜0時を越えることもありました。でも嫌ではなかったよ。とにかくがむしゃらだったし、技術を覚えて熟せる仕事の幅が広くなっていく自分に誇りが持てた。しっかり残業手当もついたから、遊びもたくさんできました。今なら速攻で労働基準監督署へ訴えられるけどね(笑)。時代を感じる働き方だよなあ。今は体力的にも絶対無理…!

仕事へのこだわり

組立設計図に描かれていることを、そのまま作業するのはあたりまえ。作業以外の時間も、「どうしたら仕事の効率がよくなるか」「この治具があると便利なんじゃないか」という考えをめぐらせています。だから、ちょっと手が空いたときに治具をつくったり道具を便利に改造したりすることが大事。すると突発的なピンチに直面した際、いろいろなアイデアが生まれてくるんです。

仕事へのこだわり

新しい仕事に取り組むときの心持ち 

新しい仕事や、やったことのない仕事?真っ先に手を付けるね。だって知らないことが身に付くって成長そのものでしょ?失敗したってマイナスじゃないし、経験しないなんてもったいない。

仕事と家庭の両立

仕事が忙しい時期は、仕事優先になりますね。だって仕事が好きだから。でも、忙しいときほど無理してでも家庭の時間や、自分の時間を大切にしています。

特に、家庭のことを奥さんに任せっきりにするのは、よくない。家庭内でのやるべきことはしっかり終わらせてから、自分の仕事や趣味の時間に費やすようにしていましたね。一人で出かけるときは、しっかり奥さんに許可を得てから!奥さんファースト、これは鉄則かな。

仕事と遊び

若い頃は、競輪場、競馬、パチンコを少々。のめり込みすぎないように、財布の管理をしっかりしながら程々に遊んでいましたよ。パチンコをするときはアプリでお金の流れをしっかり残す。年に100万円以上勝ったことが、2回くらいあったかな。

仕事と遊び

次世代へのエール

基本的なことだけど「整理整頓(2S)」はしっかりしてほしい。仕事の効率・安全面にもつながることだから、基本的だけどトコトン意識してほしいですね。あとは、やっぱり「コミュニケーション」は大事!自分の意見が言いやすい先輩を見つけて、その先輩を慕ってなんでも話すようにするといいと思います。 新卒入社の皆さんは特に社会経験が浅いわけだから、誰かと話すことで自分の考えの合否が分かるし、違ったら正してもらえるでしょ?コミュニケーションの第一歩は、まずは「挨拶」かな。

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